今日の質問は、イギリスのフィルからだ。「サイト管理者に対するGoogleのオフィシャルなサポートってどこでやっているのでしょう?再審査リクエストを出しましたが自動応答メッセージが帰ってきただけでそのまま音沙汰なしです。ちゃんと私のサイトについてのイシューを対応して、対応内容について事細かに記載して送ったのに!どうなっているのでしょう?」
matt:気持ちは、分かるよフィル。この問題は一言でいうと超膨大な作業量の問題なんだ。世界には2億1600万ものドメインが存在してるんだなぁ。直近のデータを開示すると..40万近くのサイトに1月までにマニュアルでメッセージを送っている。毎週5,000近くの再審査リクエストが来ていて、ひと月あたり20,000近くの再審査リクエストが届いているんだ。
今日の質問は、マドリッドのクリスチャンからだ。「モバイルサイトではロードスピードは重要なランキング要因となりますか?例えばその他の内容がほぼ均衡している場合、ロードスピードが早い方がランキングが上になるとかやっぱりそいう判断になるのでしょうか?」
matt:はい。まずは、全ての条件が均衡しているサイトのケースについてページロードスピードをどう判断するかについてお答えしましょう。答えはYesです。ほぼ同じようなサイトやページだった場合、一方のサイトやページのロードスピードが極端に遅いなら、我々はロードスピードという指標を重視して、遅いサイトはやっぱり下位にランクインされるでしょう。
今日の質問は、マドリッドのクリスチャンからだ。「ウィジェットやインフォグラフィックなどの埋め込みコードの扱いはどうしたらいいでしょう?rel="nofollow"とすべきですか?ぶっちゃけそもそもデフォルトでrel="nofollow"っとなっているべきですか?それとも、張る側の人に”このウィジェットにはリンクが含まれています"nofollow"で実装するかもしくはリンクは実装しないかアドバイスなどきちんと注意喚起すべきですか?」
matt:私の答えを述べましょう。ウィジェットやインフォグラフィックなどに含まれるリンクについて、率直に言って「ノー」です。特にウィジェットについてはrel="nofollow"とすべきです。以前ビデオでウィジェットに関するリンクについて述べたことがありますね。たとえば、サードパーティウィジェットで、リンクがキーワードリッチなアンカーテキストになっていたりとか。
今日の質問は、スペインのジェイさんからだ。「つい最近の事です。実は2つのアダルトサイトからのリンクを見つけました。すぐにリンク否認ツールで否認し、リンクしたアダルトサイトの管理者にリンクを削除するようメールも出しました。そして急に不安になりました。もし競合相手なんかにわざとスパムリンクを張られたりしたらどうしよう?と。マットさんどうでしょう?」
matt:ハイ!ジェイさん。あなたのやった対策は100点満点です!まず、ぜんぜん関係ないそれも害のあるようなリンクを発見したらまずそのサイト管理者に次のように連絡しましょう。「お宅のサイトは全然私のサイトと関係ないテーマですし、アダルトなサイトからのリンクはお断りしているんですよ。お願い!リンクしないで!(怒)」と。きちんと受け入れてくれればいいんですが、無視されるようでしたら、WebmasterToolのリンク否認ツールを使ってそのリンクを否認すればOK。
今日の質問は、カリフォルニア州マウンテンビュー匿名希望さんからだ。「Webspamチームは、全世界で同じ指標でスパムを判別しているのですか?たとえば、同じ英語を使う国のケース:インドとアメリカとで本当に同じ基準でRatingされているのでしょうか?”google.co.in"(Googleインド)で検索すると"google.com”に比べて1ページ目にしょぼいサイトが多いように思うのですか...」
matt:はい、グレートな質問ですね!思い出してください。ウェブスパムチームは、技術者中心のアルゴリズムチームと、マニュアルオペ要員で構成されるマニュアルオペスパムチーム2つのチームが連携して全世界でSpam判定業務を行っているんだ。
今日の質問は、アリゾナ・フェニックスのベン・ホーランドからだ。「以前Webmaster Tools上でどのリンクがペナルティになっているか教えてくれると言っていたと思いますが、もう実施されているのですか?」
matt:はい、行われています。でもちょっと待って下さいね。まず以前にもきちんとお話したと思うんだけど...コンピューティングによる処理、つまりアルゴリズムに従った処理は機械的にランキングを変更するだけの機能しか実装していない。どこがおかしいですよって、人口知能で数多くあるリンクの中から分かりやすいものをコンピュータがピックアップして、例文付きでWebmasterTools上へ自動配信することはないんだ。
今日の質問は、NYのアンディーからだ。「.COMドメインを使おうと思っても価格が高くて取りにくいという点で多くの人は、他の代用ドメインを検討していると思います。たとえば、.ioや.imなどインド洋やマン島などレアモノ地域ドメインなどは非常に安くて取得しやすいですが、Google的にはやめたほうがいいのでしょうか?」
matt:そうだねぇ。なんて言えばいいかな、つまりだね。どういうドメインを取るかはアタナの自由だよ。でも、.esとか.itといったドメインを選んで、”google.it”とか”google.es”とかいったドメイン登録してウケを狙えるドメインを作ろうと考えているようならちょっと考えて欲しいんだなぁ。ccTLC=”Country Code Top Level Domain”(国別トップドメインコード)という意味をよーく考えてみて欲しんだ。
今日の質問は、コローンのトーマスからだ。「ガイドラインに"hidden text"、"hidden keyword staffing"といったものがありますが、最近Ajaxなどのボタンをクリックして詳細を表示するインターフェース設計など流行っています。例えばECサイトなど商品一覧ページで、"詳細を表示"というボタンをクリックすると商品に関する詳細が表示されるようなケースです。これってスパミーな手法として捉えらちゃうのでしょうか?」
matt:そうだねぇ。結論から言おう。質問頂いたケースはそんなに気にする必要はないです!では、いい例と悪い例とで比較してお話しましょう!
matt:UI設計のメソットとしてボタンを押して詳細を表示というのは一般的だし、特に質問のようなケースは自然なインターフェースであるし、ユーザーを欺くものじゃぁないよね。こういうケースは心配するに及ばないよ。
今日の質問は、ニューヨーク、ジェイソンさんからだ。「合法的な複製文章など検索順位に悪影響を及ぼしますか?、例えば、注意書きや、規約など複数のページに掲載したい時ってよくあることですよねぇ?」
matt:この件については解説サイトやブログなでいろいろと書かれているから皆さん僕がどう答えるか大体分かるとと思うけど...結論から言うと影響ないです!となります。
matt:特に金融業界やプロフェッショナルファームなどの人はよくわかっていると思うけど、キーワードスタッフィングやその他スパムミーな目的明らかに複製されたコンテンツや文章でないかぎりアルゴリズムとしてシビアにはカウントしないから安心してくれていいよ!
今日は、南アフリカ、マークさんからの質問です。「20個のドメインを運用している場合、リンクしてもいいものでしょうか?もしリンクする場合は、"nofollow"としてPageRankには関係ないですよ!とシグナル送らないほうがいいですか?」
matt:^_^;苦笑)そうだねぇ。まず本題に入る前に、そもそもなぜ20個もドメインを運用しているんだろう?
詐欺まがいなオンラインカジノや本当に効くのかわからない健康食品みたいな姉妹サイト郡とか、もうここまで言っちゃうとわかるだろ。。こういのが20個近くのドメインをもっているってイメージがあるんだけど、これってどう考えてもSpammyな香りがプンプンするでしょ!こういうケースは相互リンクはNG。いや、問題外かな。