Google15周年!検索アルゴリズムもオーバーホールにてハミングバード(Hummingbirds)について今後どうなるのか簡単に推測してみましたが、SEJでも今回の改変について「3 Ways Content Will Be Affected by Google’s Latest Hummingbird Update」のタイトルでどうなるか?予想した簡単な論文が掲載されていましたので紹介します。ほぼ我々が今まで考察してきたGoogle社の検索がどう発展して行くのか?という観点で似たような論調となっていますので是非一読してみてください。今後の施策の立案、計画をする上で一つの方向として参考になれば幸いです。
今週でGoogleは設立から15周年。創業時のGoogleHouseでお祝いレセプションが行われたそうです。そこで、あのアミット・シガール氏によりアルゴリズムのオーバーホールについて紹介されたとの事。詳細はまだ明らかになっておりませんが、簡単に推測すると、ナレッジグラフやschema.orgなどに代表される構造化データをより的確に活用し、利用者が打ち込む複雑な問い合わせ意図をより精度高く解釈できるようにしたといった内容のようです。
で、どうなると思いますか?QDDやQDFアルゴリズムがより洗練され、SERPs風景が今までとはちょっと変わったものとなるのかもしれませんね。
今日は、ちょっとSEOから離れて、Android端末で実装されている音声検索について映像とともに今後のGoogle社の将来を垣間見てみようと思います。さながらキューブリックの「2001年宇宙の旅」のハルのように対話形式による自然な操作が実現できているような音声検索映像です。注目すべき点としては、映像の中で紹介されている機能は現時点ですでにUS版Andorid端末GoogleAppで実現できているということです。残念なことに、日本語ですと、電卓を出したり、東京の人口といったことは機能しましたが一部ではまだ検索結果を表示するに留まっています。このUS版Androidに実装されている音声検索の機能を見る事で、数年先にGoogle社がやろうとしていることが垣間見れるヒントになるかもしれません。
TheMozBlogに「Google+1sとランキングに驚くべき関連性が!」という記事が掲載されて、賛否を呼んだようですがHacker Newsのスレッドにマット・カッツさんがそんな論理はなりたたないでしょ!と反論したそうです。一般論で推測できるような2つの因子の相関が高いからといってそれをアルゴリズムの一部の核心を突く真理であるように論争を呼ぶのはちょっとまったぁという事になったのでしょう。誤解を生む受取方をする人もいるので、敢えて反論したような感じですね。以下がその一部分。しかし、インタビューやら実務やら多忙な人だと思いますが、こまめに対応してくるところは脱帽です。
Just trying to decide the politest way to debunk the idea that more Google +1s lead to higher Google web rankings. Let’s start with correlation != causation.
「Google+ボタンが押された数とランキングに大きな相関関係ありと早急に判断するのは間違いだ。たまたま見た2つの事象の因果関係が万物を説明する究明解とはなりえないというのは科学の常識。まずはここからおさらいすべきだよ!」
ときっぱり反論しています。
Google+上で話題になっているMark Traphagen氏(Virante Inc)のGoogle+とサーチリザルトの関係に関するスタディ記事が大変興味深い内容でしたので紹介します。
ソーシャルシグナルと検索ランクの関係についていろいろな見解が述べられているのをご存知かと思いますが、Mark氏の調査記事を見ると明快な仮説が述べられています。簡単にまとめる以下の4点がツボのようです。
- Google+ProfileページもPageRankを持っている
- そのページランクを上げるのはフォロワー数でも、+ボタンが押された数でもない
- 著名な権威者から引用されていることやフォローされている事が重要
- 「Google+Profileがソーシャル上で活動する個人のナレッジグラフみたいなモノ」と捉えるべきである。
その個人がどのような人と関連性を持ち、活動行為を行い、オンライン上(時にはリアルな世界でどういったポジションの人であるか)、結論からいうと、数多くのフォロワーにフォローされたり+ボタンを押されていることよりも、数少ないそれぞれの分野での専門家から認められて、交流し、引用されること(HighPRを有するGoogle+Profileからのリンクや関連度)が重要だと言っています。
Webmaster Central Blogにマット・カッツさん直々の投稿です。ここ数ヶ月の間に取られるであろうアクションの一つとしてマットカッツさんが述べていたImproved Webmaster Communicationがここに来てようやくベールを脱ぐようです。8月9日にUpdate予定だったようですが、ちょっとしたバグ(問題)があったので数日後に皆さんもWebmaster tool上でこのメニューが見られるようになるとの事です。このアップデートに合わせてWebmaster help VIDEOに週末にかけてマニュアルアクションメッセージが届いた時にどう改善すればいいのか、7本近くの説明ビデオがアップされていました。本日はこちらのサマリを紹介します。
昨日は、GoogleのWebMaster Central Blogに掲載された「Discover great in-depth articles on Google」をヒントに、今後Googleが行こうとしている方向性などについて考察してみましたが、今日は、北米からスモールロールアウトしていくと言っているin-depth article(深堀コーナー)について、これが実際に日本でも導入された際にSERPS上の風景がどう変容するのか、また各QWに関して現在ポジション優位になっているサイトにとってどういった影響がでるのか、近視眼的な側面で考察してみたいと思います。
Schema.orgやエンティティによるオンライン上のページファイルの構造化。よりインテリジェントなSERPSを目指すGoogleの方向性。ヒントとなる記事がWebMasterCentralBlogに掲載されましたので紹介します。今までサーチリザルト上では、検索窓に入力したクエリーワード(検索語)の意図を如何に適切に汲み取り、お目当ての情報に最短ルートで到達できるような最適化がなされてきたと皆さんお考えではないでしょうか?SNSやSAP事業などをやっていると、DAU,MAU×滞在時間、LTVなどという指標を重視します。つまり、如何に長く滞在してもらえて、その中でマネタイズポイントを確保する、または媒体価値を高めるというモデルです。
これに反して、Googleは、検索というユーザーの能動的な行為を起点として旧AIDMAプロセス上の特にInterest/Desire→"Action"に焦点を当てることで、実用的な広告ソリューションを提供する事で高い収益を上げてきたと言えますね。潜在客ならず、意向客を送客(リードを獲得)できるというものです。こういったGoogle特性に今後若干の異変が起こるかもしれませんが、Googleの将来を推測するのに、この記事はひとつのヒントになるかもしれません。
8月3日から4日かけて定点観測をしている一部のキーワードで順位変動がありましたので、ご参考までに共有させていただきます。
皆さんSEO順位の変動をキャッチする時は、以下のような流れで確認しているのではないでしょうか。
SEO会社などは多くのクライアントの順位をウォッチしていますし、それ以外にも無数のKWをチェックしていると思いますので、このような順位変動の傾向をいち早く検知して対策を取られているかと思います。
今日は8月3日に変動が起きた「通信講座」についてのSERPS結果をご紹介します。
突撃マット・カッツで扱った「記事広告はお金を払ったヤラセ・ユーザーを惑わしてはいけない。」でも紹介しましたが、GoogleがWebmasterGuideLineを更新したようです。Link Schemes help document [ 英語|日本語]。今日はウェブマスターガイドラインにおけるリンクスキームガイドラインの改定内容についてなるべく解りやすくポイントを絞って紹介します。また、今回のガイドラインによって今後Googleがどういう方向に進んで行くのかについても簡単に考察してみましたのでこちらも併せて紹介させていただきます。