先日、有料ディレクトリ登録サービスのiディレクトリがパートナーサイトに“nofollow”を対応するとの情報が飛び交いました。
私が知る限り、一次情報は「名古屋でSEO対策 上位表示を目指すブログ」様の記事と認識しています。詳しい経緯はこちらのブログ記事をぜひご参照ください。
本ブログでも以前クロスメディアディレクトリについてお問い合わせがあったので、こちらの記事で「ねずみ小僧はディレクトリ登録サービスは利用しない戦略を立てる」とお伝えしました。
その他のディレクトリサービスはどうなるのかぁと思っていた矢先、とあるディレクトリ登録サービスが営業を強化しているとの情報が入ってきましたのでご忠告レベルでご報告させていただきます。
私が大規模なサイト(運用中)のSEOに参画した場合、サイトの現状分析から入るわけですが、まずはGoogleウェブマスターツールを活用します。Googleウェブマスターツールの「HTMLの改善」や「クロールエラー」の項目をチェックし、改善要素があれば早急に対応してもらうよう依頼を出します。
タイトルタグやメタデータの重複があるとPLP(Preferred Landing Page)といって、SERPsに表示されているページと実際にランディングさせたいページが異なってしまうことがあります。
正しく設定してもPLPは発生することがありますが、タグレベルの内部対策が最適化されていれば、それ以外の要因を仮説立てて対策を試みることができます。
今日はHTML改善のワーニングでも出てくるURLの末尾のスラッシュについて検討してみたいと思います。
ネズミニ号です。
今日はGoogleのSSL対応により検索クエリが取得できなくなることについて、私がどんなことを思ったかをつらつらと書かせていただきます。
背景としましては、Googleがブラウザとサーバー間の通信を暗号化し、今後Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールでオーガニックからのクエリワードが(not provided)となってしまいます。つまり、これまではサイト訪問者がどのような検索ワードを入力してアクセスしてきたのかを知ることができたのですが、今後その検索ワードが分からなくなってしまうということです。
すでにねずみ小僧ブログではほぼ8割~9割ほどが(not provided)となっていますが、私が管理している他サイトでは(not provided)の割合は高まってきているもののまだ取得可能なクエリワードが存在している状況です。
このことからGoogleが導入したからといってその時点から100%暗号化されるというわけではなく、徐々に浸透していくものと考えられます。
SEOではホストバリューつまりサイト価値向上を高めるために継続的に施策を行っていきますよね。
同じチーム内では、SEO施策段階として、「コンテンツ種蒔き期」なのか「コンテンツ成熟期」なのか、はたまた「コンテンツ刈取り期」なのか共有をしっかりと図りたいものです。
自分はコンテンツ種蒔き期だと考えて施策しているのに、一緒にいるメンバーは成熟期や刈取り期と考えているとやるべき施策にブレが出てきてしまいます。
私は当初計画を立てた通りにまずはコンテンツを投入し尽すことが大切と考えていますが、ある程度コンテンツを投入してアクセスを引っ張ってくるページが出てくると、その芽を摘もうと何やらチューニングしたくてしょうがないという人たちが現れるものです。
チューニングすることでもっとアクセスが増えるとお考えなのでしょうね。その考えも一理ありますので、今日はねずみ流チューニング方法の中から一つご紹介します。
約1ヶ月前、イケダハヤト氏によるRettyのSEOに関する記事を読んで、ねずみ小僧なりの考えを述べさせていただきました。(→前回の記事はこちら)1ヶ月ほど経過してRettyの各ワードに変化があったのか、なかったのか経過観測をしてみたいと思います。どうなっているか楽しみですね。
8月10日時点で1位であった「新宿 カフェ」「渋谷 カフェ」「池袋 カフェ」「渋谷 ラーメン」「渋谷 パンケーキ」。これらのクエリワードは9月12日時点でも安定して1位を獲得しております(パチパチ)。
そのほかのキーワード群も見てみましょう。
ウェブマスターツールの手動対策ビューアでサイトリンク「部分一致」のウェブスパム対策が課されていたサイトに対して、スパム解除された事例を共有させていただきます。
このドメインは、以前Googleより不自然なリンクのアラートが届いていましたが、主要ワードで順位下落したもののアクセス数に大きな変化がなかったとのことで、新たな恣意的なリンク施策は行わずにサイト運用を継続していました。
今回、Googleの「手動対策ビューアの導入」で改めてスパム対策が課されているのが明示的に記述されたのを受け、何か対策を取らねばということで相談がありました。
SEOの経過観測の重要指標といえば外部リンク数といった時代もありましたが、これからはサイトの特徴(USP)を強固なものとする施策を継続的に行っていく必要があります。
コンテンツマーケティングとひと言で言っても、機能やサービスを拡充するという路線もありますし、インフォメーシャルなコンテンツを拡充していくという施策も存在します。
必ずしもオリジナルな記事、記事のボリュームが多いのがいいと言うわけではありませんのでご注意ください。
現に「鼻毛」というクエリワードで、「鼻毛通知代理サービス「チョロリ」」というサイトが長期にわたり、1ページ目のポジションを取っています。「site:検索」を行うとGoogleにキャッシュされているページは10ページもありません。
このくらい尖ったサイトを構築できれば、ソーシャル上でも拡散され、認知度も高まり、言うことはないのでしょうが、一事業サイトのSEOを担当する立場としては、新たなポジションを狙える機能・サービスを模索しつつも、ウェブサイトの観点で言えば、サービスをサポートする情報コンテンツを提供していくのが目下求められているのではないでしょうか。
ねずみ小僧2号です。
本日は当ブログをご覧いただいている方から「クロスメディアディレクトリ」に関する情報をご提供いただきましたので、ねずみ小僧的な情報と共にご紹介させていただきます。
「ネットを徘徊していたら、クロスメディアディレクトリという新種のディレクトリ登録サービスがありました。こういったものは今後評価されるのでしょうか?」
正直にお答えしますが、ねずみ小僧がこれまで担当してきたサイトの中にはディレクトリ登録サービスを使ったものもあります。(SEO業界の権威者が執筆した書籍にも紹介されていましたし。ぼそっ)
しかし、私が今後新たにインハウスSEO担当として事業ドメインのサイトを運用するとなった場合、ディレクトリ登録サービスは利用しない戦略を立てます。これは、Googleのポリシーやトレンドを見ていればお分かりいただけるかと思います。
SEOは検索結果上のポジションを取るだけではなく、検索結果画面上でユーザーに認知してもらった後、実際にクリックしてサイトに来てもらうところまでしっかりと考えなければなりません(もちろん対象ユーザーに自サイトが提供できる最適な解を提示することが大切)。
T&D(Title&Description)は自サイトのホストポジションを形成する上でも重要な要素となりますが、検索結果にも表示されるため、クエリワードと検索結果のコンテンツの関連性を意識してユーザーに分かりやすく記述する必要があります。
Titleタグについては最適化を意識されている方が多いのですが、Descriptionタグについてはおざなりになっていることが多々見受けられますので、今日はメタデータ(descriptions)について最適化Tipsをご紹介しましょう。
7月の末に「横断幕」というクエリワードで検索するとQDFによりニュースサイトが表示されるという事例をご紹介させていただきました。
その後10日ほど経過いたしましたが、SERPSがどのように変化しているのかをチェックしてみたいと思います。
これまで数社でインハウスSEOの経験をしてきましたが、変化した時にどうなったかを気にする経営陣は多いのですが、その後の経過までフォローしてくる方は多くいませんでした。得てしてインハウスSEO担当者もそのままスルーしてしまいがちなのですが、それではいけません。
経過観測も非常に重要なプロセスで事例収集の場となります。今回の件では「QDF」後、どのくらいの期間でどのような検索結果上の動きが出るのかを把握する良い事例になると思います。