Stone Temple Counsuliting社Eric Enge氏がリンクビルディングに関するあらゆるテーマについてGoogleマット・カッツ氏からインタビューにより面白い情報を引き出していますので紹介します。このインタビュー記事を読むと、リンクビルディングに関する都市伝説がいかに間違いであるか分かると思います。結論からいうと、人々が求めるコンテンツであること、SEOというテクニックで勝負するのなく、旧来のプロモーション手法を意識し、ブランディングや製造したコンテンツやサイトをどう皆に知ってもらうか王道を走るべしということだそうです。つまり、近道はなく、地道にやるべきことをやり、世界に認めてもらうフックを醸成するという事です。本サイトのテーマともピッタリ合致している内容です。
Mozにより2013年のサーチ結果に及ぼす主要な要因について調査結果が発表されました。120人ものプロフェッショナルなSEO担当にヒアリングし、検索結果に及ぼした要因についてまとめられています。上位サイトと下位サイトの特徴を比べることで、どういった要素がGoogleランキングアルゴリズムの主要因になっているか興味深いデータがまとめられています。1位は、リンク構造によるドメイン自身の権威度、2位はページレベルの要素、3位が記事内容によるマッチング度となっています。
パンダアップデートがメジャー版になってからGoogleから特にアルゴリズム改善について発表されることがなくなりました。こうなると多くのサイト運用者は忘れてしまいそうですが、パンダは現在も着実に改善されていることを忘れてはいけません。
今日は、Web運用者としてパンダが教えてくれた教訓とその教訓からサイト運営者としてコンテンツ戦略をどう練るべきかについて紹介します。
これまでページ公開後すぐにミドルワード、テイルワードでオーガニックからのアクセスが来るといった経験やページを公開してもなかなかGoogleにキャッシュされないなどの経験をしてきました。
ホストが良好な状態であれば、Googleクローラーが頻繁に巡回してきて、ページのキャッシュが早かったり、更新した内容が検索結果にすぐに反映されたりします。
私はこのようにオンサイトに施策した内容がGoogleが即座に反応してくれる状態を「ホストが軽い」と表現をしています。一方で、何かしらGoogleのペナルティ的要素を受けている状態を「ホストが重い」と言ったりしています。
”「共起」が今後の検索に及ぼす変革で”サンフランシスコで開催されるSemtechBiz2013の招待状の件について軽く触れましたが、今日は改めてセマンティックSEOに関する概念を紹介します。
SemtechBiz2013のカンファレンスの主な内容は、fantastic list of key takeaways from the conferenceyよりスクラッチが確認できるようですので是非チェックしてみてください。今年も、エンティティやスキーマに関する話しや検索技術にどう活用していくか、実装ベースの方向性などについてのプレゼンテーションもあったようですが、現在GoogleやSEOに関連する分野については、ページや文章の意味理解という側面で大きな転換期にきているようです。どう変化していくのか、またどういった戦略・戦術を今後とるべきか、今後検討すべき課題点を明確にすべくブレークダウンしてみました。
SEOのテクニックを追っているうちはまだまだ。事業会社のSEO担当をしていて頭を悩ますのは、プロジェクト関係者へのレポーティングではないでしょうか。私もいろいろな方から「SEOのレポーティングはどうしていますか?」といった相談を受けることが多いのですが、まずは取れる指標はすべて取っておきましょうと答えるようにしています。
会社によってSEOに求めているものは異なりますし、サイトの状況によっても報告する内容は異なります。また、中長期スパンと短期スパンでも報告する内容は変わるものですので、報告対象者やサイトのSEO状況に応じてカスタマイズしながら報告フォーマットを整えていくようにしましょう。
今回は勝ち組と言えるでしょうか?
しばらくの間、外部リンク系SPAMによるペナルティ的な措置を取られていたと考えられるドメインが復活しました。この記事では当該サイトのホストステータスを見ながらSPAM要素の排除によりSEO順位、オーガニック領域によるファインダビリティが向上した事例をご紹介します。
刺激的なタイトリングをさせていただきましたが、最近セマンティック技術を活用したサイテーション(co-citation)や共起(co-occurance)に関する言及を目にする機会が増えたので久しぶりに古いデータを探して2008年当時のセマンティックウェブセミナービデオや資料などを眺めてみつつ、今回はこのテーマについてさまざまな意見などにも言及しながら考えをまとめて見ることにしました。2008年当時セマンティックウェブという言葉が流行りはじめたのを今でも記憶しています。「検索ワードの意図や意味を人間のように解釈しようという試み」が次のテーマか!と思いつつ、この分野はここ数年仕事柄あまり使わないので放置状態でしたが、着実にSemanticWebな技術は、進化し、現在Googleなどによってフィールド実験が行われるまでになったようです。
SEOの業務に当たっていると横のつながりが出来てきます。やはりよほどの大企業でない限り社内に複数のSEO担当者を置くことはなく、企業内である種の孤独感を感じるのでしょうか。今ではインハウスのSEO担当者が集まる会なども催されているようですね。私も他企業のSEO担当者と情報交換をすることがあり、SEOに関して相談を受けることもしばしば。
今回はその中から一時期隆盛を極めていた海外リンク、そしてGoogleの不自然なリンクアラートについてご紹介しましょう。
マニュアルオペによるリンクペナルティを受けている運営者にとって朗報です。どのURLがペナルティを食らっているのか頭を悩ます必要がなくなるかもしれません。
リンクスパムについては、コンピューティングよってなされるものとマニュアルで処理されるものと様々なケースがありますが、この内マニュアルオペレーションによる処理がなされたサイトが対象となるようです。
つまり、マニュアルオペでは、人間が1つ1つチェックしているので、参考までに、「このURLがペナルティのトリガーになりましたよ」と例示しましょうとGoogle側が運営者の立場になって工数をかけてくれるとも言えますね。
WebMasterHelpビデオの中でマット・カッツ氏が詳細を語っていますので興味のある方は是非ご覧になってください。