先日ペンギンアップデート2.1が導入されましたが、Googleマット・カッツさんのツイートでも全体の「~1%」ということで大きな影響は無かったとの見方が大半でした。
一方で海外メディアでは影響を受けたとのコメントが多く寄せられ、1%未満(以下)の影響度と言えども一部のサイトでは今回のアルゴリズムの影響を受けたのも事実。
今日は私がこのような動きがあったときにSEO順位チェックツール「GRC」を使って、影響を受けたであろうサイトをチェックする方法をご紹介します。
今日はインドのシャブハムスタンターさんの面白い質問!「Googleによる検索結果の変動が激しくなっていますが、こうなるともうGoogle頼みを諦めて、検索エンジンよりソーシャルからトラフィックを誘導しようとすべきだと思いませんか?」
matt:オーケー気持ちは分かるよ!と言いたいところですが..。Googleは創業当初からベストなサーチリザルトにすべく常に改善を重ねてきている...そしてこれから未来もかわらないのです。特に2013年の夏からは、ブラックハットな手法を駆使しているサイトは徹底的に排除してきたのも事実。常にSERPs上に素晴らしい・役に立つ答えを表示し、ユーザーに満足してもらう事。これがゴールですしこの事は昔から変わっていないのです。
matt:中身のないコンテンテンツ・ユーザーの意図に反したコンテンツばかりが上位を占めるようになったら、人々はGoogleを使わなくなるだろうし、そもそもインターネットの価値ってなに?ということになるんじゃないかなぁと考えています。きちんとやっている企業やサイト管理者にとって、「さまざまなユーザーに支持されるサイトやコンテンツを作る」=「トラフィックが誘導できる。」ということは「検索が便利であり続ける」=「ユーザーが使い続けてくれる」に同義だ!という見方ができれば、実はGoogleもサイト運営者も共通のゴールを目指しているんだということに気づいてください!
マジェスティックSEOのブログにNeep Hazarika氏によって、エクセルのお役立ちテンプレートがアップされましたのでご紹介させていただきます。
「Compare two Lists」という2つの列(A列とB列)に列挙された文字列をそれぞれ比較してA列にもB列にもある文字列、A列だけにある文字列、B列だけにある文字列をピックアップして表示してくれるエクセルテンプレートです(ダウンロード可)。
ねずみ小僧は同様の処理をMS-ACCESSやEXCELのピボットデーブルを使って行いますが、概念を理解するといった意味合いで紹介されたテンプレートでいくつか例示してみたいと思います。
mashable:知人の名前や顔写真がオススメとして表示することができるフェイスブックアドが最近効果があると話題ですが、これはサイトへ訪れてLikeボタンを押したり、コメントをポストした履歴を活用したSponsoredStoryという仕組みです。近々GoogleAdwordsでも、Google+ボタンや、GooglePlay上での上位コメントなどがこのフェイスブックアドと同じように表示されるようになるようです。このタイミングに合わせてGoogleの利用規約(プロフィール名と写真の表示方法(レビュー、広告などでの表示))も更新されました。
Stone Temple社のエリック・エンジさんによるGoogle+の効用について調査した実験の紹介です。エリックさんは検索技術版オライリーの執筆者でもあるのですが、スノバリッシュなところがなく、どことなく共感を感じる人でもあります。今回のビデオもいつもながら忙しい中で味のあるプレゼンテーションでした。
まずは冒頭で本実験の結論から
- G+にはクローラーに発見してもらい、早くインデックスしてもらうという効用がある
- ランキングに関しては、ロングテールでランクインする事象が確認できたが、G+単体での効用は軽微なものとして想定する
- G+はコンテンツ戦略の中の1つの戦術として活用がお薦め
では、以下で詳細を紹介します。
David Amerland:大学のMBAコースにGoogleのGoogle Semantic Searchという本がカリキュラムに取り入れられるようになるそうです。ハーバードビジネススクールのJimShankle氏などは熱狂的なG+愛好者として知られているようですが、今回アイルランドのJohonBrownUniversityで初のMBAコースプログラムに採用となったようです。
John Brown University Adopts Google Semantic Search
John Brown University (https://goo.gl/Evr6x) is the second academic institution to adopt Google Semantic Search as its course book the Dún Laoghaire Institute of Art, Design and Technology in Ireland. (https://goo.gl/Q6YwG) was the first, but this is the first MBA program to teach semantic search that puts its students well ahead of the curve. +Jim Shankle is the lead in the MBA program, a Harvard Business School professional with deep expertise in business and banking he has become a G+ aficionado in record time.
My guess is that businesses will feel the disruption that's to come from this new brand of thinking much sooner than expected.
裏取りのために当該大学のシラバスなど見てみたのですが、実はまだ特にそうした情報をみつけられませんでした。ただ、MBAコースでSemanticな概念を教えるようになった?という点で今後加速するであろうマーケティングやコミュニケーションにおける変容や、アーリーベンチャーがビジネススキームに取り込むトレンドが加速して行きそうな予感です。
今日はピーターさんからだ。「私の管理するサイドではIPアドレスなどからロケーション情報を判別するような技術を使い、ユーザーに相応しい情報、例えば、その地域での価格や地域特有な仕様情報などを表示しています。これってスパムとみなされてしまうのでしょうか?SERPs上ではクローラーのreferやアドレスからXというコンテツをキャッシュしてもらっているのに、ユーザーにはIP情報などからそのエリアに適したYというコンテンツを表示させるといった感じなのですが。。。?」
matt:ジオロケーションを活用してリダイレクトすることはスパムとは見なさないのでご安心ください。!。例えばこの人はIPアドレスがフランスだからフランス語のへ飛ばすとか、ドイツのIPならドイツ語バージョンのページを表示するなど理にかなっていると思います。
devo社のSEO無料診断ツール「itomakihitode.jp」をご紹介します。対象URLと対策クエリワードを入力することでSEO内部施策の各指標を一覧化して見ることができます。
無料版では1日に1回の起動という制約があり、なかなか自由に活用するのは難しいかもしれませんが、どのような機能が提供されているのかポイントを掻い摘んでご紹介させていただきます。
Soulmarketing:皆さん「The Writer's Journey: Mythic Structure For Writers」という著書をご存知でしょうか?学生の頃海外のドキュメンタリー番組で見て触発されて原文をちらっと読んだことを思い出したのですが、今日はいつもの話題からちょっとそれて、サイトコンテンツの企画やYoutubeなどによる動画によるリード・アテンション獲得、伝播などに役立つ考え方を紹介させていただきます。神話の法則とは、世界各国の神話を研究していたJosephCambell氏の研究をもとに確か当時ハリウッドで脚本などのコンサルティングをしていたChristopherVogler氏が1990年代にまとめた著書です。SoulMarketingBlogでもちょうどこうしたテーマで共感するコンテンツを作る方法(ストーリーテリング)についてこの神話の法則にヒントを得たであろうアイデアが紹介されていましたので、若干業界は違いますが今後Webサイトコンセプトづくりや、SEOマーケティング上のポジショニング戦略などを考える際に参考になる考え方の一つとして紹介させて頂きます。
今日はインドのディリープさんからの質問。「我々のサイトはなかなかページランクがあがりません。著者として恥ずかしくないエディターにより質の高いコンテンツも定期的にアップしているのですがなぜでしょうか?何かヒントでもいいのでよろしければご教授ください。」
matt:ご丁寧な質問ありがとうございます...。まずはじめに念の為ですが、GooglePageRankツールバーの値をご覧になっているようでしたら次の事に注意してくださいね。まず1つ目。GooglePageRankツールバーの数値は偶にしか更新されないという点。更新間隔のイメージですが、時には数年に数回ということもあります。ですので、それでなかなか上がらないと誤解しているようでしたら注意してくださいね。