こんにちは。ねずみ小僧二号です。
最近は、コンテンツページを追加することがSEO施策、つまり自然検索流入を増やす一つの手段であると考えられる方が増えてきました。
先日、「キーワード調査からどのようにコンテンツを作ればよいのか?」といった相談を受けたのですが、少し勘違いされているかなと思った節もありましたので、今日はその辺りを事例を交えてご紹介できたらと考えています。
今日はイギリスマンチェスター・アディールさんから質問です。「グーグルは姉妹サイトを区別する方法をもっているのでしょうか?例えば、ebay.co.ukとebay.comのケースなどです。こうした2つのドメインからのリンクは相互リンクを含め不自然なものと認識されるでしょうか?今回の質問は、企業ドメインにおける国別トップレベルドメイン(ccTLD)について教えてください。」
matt:OK。ではできるだけ質問の意図に即すように答えるようにしますね。でも、怪しいドメインなどについてのお話もついでにしますね。はい、そうですね。我々が異なるドメインの関連性を把握するには、まずそのサイトがどういうサイトなのかサイトの中で記載しておいてもらうと、どの国のドメインかはともかく関連するサイトの判別には役に立つのですね。
今日はロンドンのエドさんからの質問です。「特定のアルゴリズムが要因でペナルティが課されていると思われるケースは判別できるものでしょうか?それともただひたすらに良いコンテンツを作って復活するしかないのでしょうか?」
matt:とても興味深い質問ですね。ではちょっと周辺部分も交えてお話しましょう。
こんにちは。ねずみ小僧二号です。
先日、ベーシック社が提供しているFerret+の「キーワード発想」機能をご紹介させていただきました。
このFerret+にはその他にも興味深い機能が提供されていますので、今日もキーワードの発想を拡げるのに一役買ってくれそうな「秘密ワードPro」の機能についてご紹介しましょう。
今日は遥々東京からの質問です。「私の運営するECサイトのアイテムは、複数のカテゴリーに所属するケースがあるのですが、こういう場合複数のパンくずをページに表示しても大丈夫でしょうか?これってGoogleBotを混乱させたりしますか?Googleは適切にこうした1:Nカテゴリーに所属するようあコマースサイトの構造を理解できるものなのでしょうか?」
matt:とても興味深い質問ですね。はい、実際問題、ここ最近は、パンくずに関しては、一番はじめのものを上位概念のヒエラルキーとしてピックアップしています。そういう点では、カテゴリーやヒエラルキーの概念についてはできる限りシンプルにしてもらえるといいかもしれません。しかし、階層構造の中の複数のカテゴリーに所属するようなページがある場合は、複数のパンくずを順に表示することもありだと思います。
今日はカリフォルニア州サンフランシスコ、ブラインドさん5歳からの質問です。「ECサイトで在庫がもうないような商品についてはどう対応したらいいのでしょうか?(実際に販売している商品とそうでない商品のボリュームの比率によっても変わるんですか?)」
matt:グレートな質問ありがとう。ご質問のとおり、商品数と商品に関する実際のスループットはポイントになりますね。それからどれだけ長く販売するかとか、在庫がなくなってから販売可能となるまでどれぐらいかかるのかなどですね。では分かり易く3つの事例を紹介しますね。
SEJ:ここ数日Googleのモバイルに関する記事が目につきましたので、スマホ(モバイル)、タブレットなどに関連する記事を書かせていただきましたが、今日は、RWDと専用サイトどちらがいいの?という点について、SEJの「4 SEO Benefits of Responsive Web Design」記事を基に考察してみました。
個人的にはフィーチャーフォン時代と違い、モバイルマーケティングの性質が大分変容したという印象を持っているのですが、具体的には公式サイトへの登録とか、QRコード経由のタッチポイントや友達紹介的なトラフィック誘導から、よりソーシャル上での共有によるトラフィックやオーガニックから流入比重が大きくなってきている点が今風な対策を練る点のポイントなりそうな気がしています。
昨日はWallStreetJournalの記事でグーグルのデスクトップレベニューが減少に転じ、モバイルレベニューが急成長していることを紹介しましたが、数週間前から話題になっているSERPsの一部仕様変更について、ちょっと考察してみました。デスクトップのSERPsの変容ぶりばかりが注目されているようですが、モバイルを含めた今回の主な変更点を挙げてみますと..
- タイトルのアンダーラインアトリビュートが消え、33文字前後で省略される
- adword(ListingAD)部に「広告」ファビコンが表示させる
- 電話する、経路を見る、ウェブサイトを見る等のアプリファビコンが表示(スマホ・タブレット)
という感じでしょうか?
こんにちは。ねずみ小僧二号です。
今日はGoogle+のコミュニティを徘徊していたところ、興味深いインフォグラフィックがありましたので、ご紹介したいと思います。
基本的なHTTPステータスコードについてです。最近でもHTTPステータスコードがSEOに関係していることをよく理解していないシステム担当者がいるということを耳にします。
ページURLを変更した時に、301リダイレクトにすべきところを302リダイレクトに設定していたというのはよくある話ですね。そのインフォグラフィックを元に、HTTPステータスコードとSEOに関しておさらいしていきましょう。
WSJ:今日はGoogleの広告収益の話です。WSJに掲載されているデータは、米国のデータですが、デスクトップからの検索広告が初めて減収に転じたそうです。
レベニューの減少幅は昨対比で7%。一方でグロスの検索広告収益は増収しているそうです。これはモバイルからの検索広告収益が急成長しているからだそうですが、今年から来年にかけていろいろな意味でオンラインマーケティングの主戦場がスマホを中心としたモバイル端末にシフトして行くことを明示していると言えそうです。キーボードを打つデスクトップと外出先などで片手でタップするスマホという観点でSEOについて考えると、既存のテクニックとは別にさまざまな変化や工夫、対策が必要となる兆候かもしれませんね。
今日はイギリスのスコットさんからの質問です。今日の質問は、ポピュラーな質問でモバイル用ページについてです。「PC用のページの他にモバイルバージョンのページがある場合、Googleに認識してもらう方法をおしえてください。もしくはレスポンシブルデザインであれば、同じURLでモバイルページとしてきちんと認識してくれるのでしょうか?」
matt:はい、非常にポピュラーで模範的な質問ありがとう!ひとつ前提として話しますが、フィーチャーフォンについてはここでは無視させてください。主にスマートフォンについてお話します!モバイル対応については、リンクやコンテキストの件、そしてmeta descriptionなどの最適化などいろいろ工夫できることはあるのですが、今日は「モバイル端末ではモバイルバージョンのページを見ることができ、PCからはデスクトップバージョンのページが見れる」という観点でお答えします。
今日はフロリダ州マイアミのダニエルさんからの質問です。「良心的な心の持ち主にはまだチャンスはありますか?我々は小さな会社なのですが、信じて雇ったSEO会社にスパミーなバックリンクという毒まんじゅうを盛られてランキングが大変なことになってしまいました。何とかしようともがきまくったのですが、どうにもなりません。我々みたいなケースではどうしたらいいのでしょう?」
matt:OK。このような質問に答えることについては、うーんというとこもあるのですが..:笑)はい、汚れのない心の持ち主が、スパムな判定を受けて..悲惨なランキングのレッテルを張られた..ということのようですが...笑)そろそろ冷静になって客観的にみてみましょう。例えばですが、いくらあなた自身が良心的な心をもっていると思っていても、そんな事情なんか知らない赤の他人がスパムに汚染されたあなたのサイトを見たときにどう思うでしょうか?
こんにちは。ねずみ小僧二号です。
今日はご存知の方も多いと思いますが、Ferret+(フェレットプラス)の機能の一つ、キーワード発想についてご紹介しましょう。
キーワードリサーチツールはGoogleが提供しているキーワードプランナーのほか、サジェストワードを取得できるツールなどがありますが、今回はキーワードの発想を補佐してくれるツールです。
ショッピングアイルでパンダに遭遇した親子がパンダさんからこわーい指導を受けているようです。指導なのか、絡まれただけなのか、日本verと米国verでショートストーリーを妄想してみました。お話のポイントは誰にでもミスがある!というエピソードを踏まえてギャグをまじえてみました。他にも面白いお話を思いついた人がいらっしゃいましたら是非お知らせください。今日は、SEOの実務などとはちょっと離れておバカなショートストーリーで気晴らしでもしてみてください。
きょうはなんと5歳のブライアンからとてもエキサイティングな質問です。「グーグルはPrecolator、DremelそしてPregelをどう使っているのですか?実際のところをおしえてくさい。」
matt:PrecoltorとDremelとPregelが何か?これらは完全に違うツールなのですが..うーん。精神的に社内のコードネームと外向きのコードネームとうまく翻訳しなければなりませんが、今日は極力ストレートな説明を心がけますね。
matt:Precolatorは基本的にビックテーブルの最上位のTableです。昔のグーグルのインデクシングはバッチモードといった手法でされていました。うーん5歳児にわかりやすく説明すると、電車を待つことを想像してください。1時間に1本とか1日に1本とか。電車を待っている人は次の電車がきて全員が乗り込んでいきますね。つまり次の電車がくるまでみんな待たなければならいのです。
matt:CaffeineとPreclatorというのは関連するものなのですが、昔のバッチインデックス概念をインクリメンタルなインデクシング(差分インデックス)に応用した(改善した)というイメージをまずは思い浮かべてください!
みなさんこんにちは、今日は「ペイドリンク」についてちょっと小話をしたいと思います。具体的には、「ペイドリンクに関するグーグルのスパムチームの基準」についてです。
matt:いまさらという感もあるかもしれませんが、殆どのケースではその定義は明白です。ページランクの仕組みを悪用しようと、あからさまにお金を払い、リンクを付けて高順位を狙おうとする事です。はい、では例をご紹介しましょう。これは私が実際に受信したスパムメールの内容です。
((ここからメールの内容))
こんにちは、実は我々は、リンクを販売できるきれいな汚れていないハイクオリティーなサイトを数個もっています。ユニークなコンテンツを運営していて、ドメインは当然過去の略歴のある中古ドメインではないですし、おかしなPRもしていません。
はい、99.9%がこう いった感じの売ったり・買ったりする感じのものだというのは明らかですね。
searchenginland:久々にEric氏の記事を目にしましたが、今日はGoogle Semantic Searchという本を題材に今後10年程度かけてセマンティックな文脈で検索がどう変わるのか分かり易く説明されていましたので紹介します。当サイトでも「MBAコースにGoogle Semantic Searchがカリキュラムとして登場!?」で当該本は紹介しましたが、恥ずかしながら時間の都合で私はまだ読めていません。一般論として現在垣間見ることができるセマンティックな検索については、荒っぽく言うとハミングバードなどによる検索意図の機械的な解釈精度の向上(対話型検索)やナレッジグラフに代表される膨大な構造化データ(執筆者や企業などのソーシャルプロファイルも含む)を意味付けしインデックスに生かすという2本立てという形で個人的には理解しておりますが、数年先を見越してこれからどうのように考えるといいか、そのヒントがEric氏の記事から多少なりとも見つかるかもしれません。