突撃マット・カッツで扱った「記事広告はお金を払ったヤラセ・ユーザーを惑わしてはいけない。」でも紹介しましたが、GoogleがWebmasterGuideLineを更新したようです。Link Schemes help document [ 英語|日本語]。今日はウェブマスターガイドラインにおけるリンクスキームガイドラインの改定内容についてなるべく解りやすくポイントを絞って紹介します。また、今回のガイドラインによって今後Googleがどういう方向に進んで行くのかについても簡単に考察してみましたのでこちらも併せて紹介させていただきます。
GoogleにはQDFというアルゴリズムが導入されていることはマット・カッツ氏も明言していますし、これまで検索エンジンを日々利用していれば気付くことも多いことでしょう。
ただタイムリーにQDF事例を紹介しているページが見当たらなかったところ、ちょうど良い事例がありましたので、ねずみ小僧流に分かりやすくご紹介できればと思います。
対象となるクエリワードは「横断幕」です。
今日の質問は、NYのアンディーからだ。「.COMドメインを使おうと思っても価格が高くて取りにくいという点で多くの人は、他の代用ドメインを検討していると思います。たとえば、.ioや.imなどインド洋やマン島などレアモノ地域ドメインなどは非常に安くて取得しやすいですが、Google的にはやめたほうがいいのでしょうか?」
matt:そうだねぇ。なんて言えばいいかな、つまりだね。どういうドメインを取るかはアタナの自由だよ。でも、.esとか.itといったドメインを選んで、”google.it”とか”google.es”とかいったドメイン登録してウケを狙えるドメインを作ろうと考えているようならちょっと考えて欲しいんだなぁ。ccTLC=”Country Code Top Level Domain”(国別トップドメインコード)という意味をよーく考えてみて欲しんだ。
「7月18日パンダ・アップデート最終バージョンがロールアウト!?」記事を書きましたが、ドタバタしていたため改めて整理しました。パンダ・アップデートは手動によるメジャーアップデートは停止し、今後は、毎月10日間掛けて逐次更新されるようになるとマット・カッツ氏が予告していましたが、7月18日で皆さんが言っていたのはこの10day-updateが正式に動き出したみたいだという内容だったようです。おそらくWebmasterGuideラインに載っている厳格な内容をパンダで検証し、毎月毎月SERPSの結果を見ながら精度を上げてゆくような更新がなされてい行くことになりそうですね。今日は、WebmasterToolとAnalyticsを分析しながら、毎月行われるパンダ更新についてサイト管理者として留意すべきポイントとそのデータからキャッチすべきシグナルについてネズミ小僧視点で整理してみましたので是非参考にしてください。
今日の質問は、コローンのトーマスからだ。「ガイドラインに"hidden text"、"hidden keyword staffing"といったものがありますが、最近Ajaxなどのボタンをクリックして詳細を表示するインターフェース設計など流行っています。例えばECサイトなど商品一覧ページで、"詳細を表示"というボタンをクリックすると商品に関する詳細が表示されるようなケースです。これってスパミーな手法として捉えらちゃうのでしょうか?」
matt:そうだねぇ。結論から言おう。質問頂いたケースはそんなに気にする必要はないです!では、いい例と悪い例とで比較してお話しましょう!
matt:UI設計のメソットとしてボタンを押して詳細を表示というのは一般的だし、特に質問のようなケースは自然なインターフェースであるし、ユーザーを欺くものじゃぁないよね。こういうケースは心配するに及ばないよ。
Googleのペンギンアップデートやパンダアップデート他の影響を受けて、オーガニック検索からのアクセス数が変化しているかどうかを視覚的に判断できるツールをご紹介しましょう。
ロンドンにあるBarracuda Digital Ltdが提供している「Panguin2.0」というツールです。
Googleウェブマスターツールにアラートは届いてないけどペンギンやパンダの餌食になっていないか、Googleアルゴリズムのアップデートと照合した形で過去から現在のアクセス推移を把握しておくのに役立つツールです。
今回はオールドドメイン(中古ドメイン)と呼ばれる過去に別所有者が運用していたドメインを有効期限が切れたタイミングで取得し、他のサイトを新しく作り運用するというモデルについてご紹介します。
この手法はアフィリエイターが得意とする手法で、有効期限が切れたドメインを取得し、過去から貼り付けられている外部リンクのパワーを拝借して短期間でSEO上位表示を策略するものです。
最近では、まだ効果が出るものもありますが、以前よりだいぶ確率が悪くなり、上位表示しているサイトもペンギンアップデート等のアルゴリズム更新のタイミングとは関係なく、突如順位が下落するサイトも多数確認できています。
ねずみ小僧がウォッチしているキーワードの中で、最近下落したサイトを事例にご紹介してみたいと思います。
今日の質問は、ニューヨーク、ジェイソンさんからだ。「合法的な複製文章など検索順位に悪影響を及ぼしますか?、例えば、注意書きや、規約など複数のページに掲載したい時ってよくあることですよねぇ?」
matt:この件については解説サイトやブログなでいろいろと書かれているから皆さん僕がどう答えるか大体分かるとと思うけど...結論から言うと影響ないです!となります。
matt:特に金融業界やプロフェッショナルファームなどの人はよくわかっていると思うけど、キーワードスタッフィングやその他スパムミーな目的明らかに複製されたコンテンツや文章でないかぎりアルゴリズムとしてシビアにはカウントしないから安心してくれていいよ!
これまで事業会社のSEO担当ということで、数々のSEO会社にSEO施策のご提案をいただいたことがあり、各社様々な提案資料を作成してご説明いただく機会がありました。
現状調査と銘打って、Googleキーワードツールで取得したキーワード群が一覧化され、それぞれに検索ボリュームと現在の当サイトの順位が付与されるという代物。気の利いたところになると親切に競合他社の順位まで付けてくれます。
今回はねずみ小僧流、SEOの観点からサイトの現状把握が分かる資料の作り方をご紹介したいと思います。
今回の勝ち組分析は、ねずみ小僧1号さんが最近グアム旅行に行かれたということもあり、グアム旅行に関するサイトを事例にしてアフィリエイトポジションの狙い方をご紹介したいと思います。
インハウスSEO担当者は会社のサイトでしっかりとSEO実績を出しつつ、SEO会社にもアフィリエイターにも負けないSEOスキルを身に着けて行きましょうね!今回ピックアップする秀逸なサイトは「グアム 激安」で上位に表示されているサイトです。
SEOをPDCAで回していくにはROIを意識したキーワードの管理が非常に重要なファクターとなります。キーワード調査で重宝するのが、Googleが提供しているキーワードツール。今後数か月以内に外部向けキーワードツールの利用ができなくなるとアナウンスされましたが、ここではオーソドックスな活用方法をご紹介します。
ライフネット生命株式会社はインターネットを主な販売チャネルとして年々保有契約件数を増やしている独立系生命保険です。卓越したマーケティングでも注目を浴びています。
SEOにおいても2013年初め(詳しくは2013年2月末)までは、「生命保険」というキーワードでSEO1位の座に君臨しており、「SEO ライフネット生命」などで検索すると、ライフネット生命が展開しているSEOに寄与しそうな施策が紹介されていたりします。
しかし、Googleの動向を追っていくと中には時代遅れな施策があるのも事実。私などは老婆心ながらこれらの施策を展開し続けることのリスクをついつい感じてしまうものです。今の検索順位はどうかと言えば、「生命保険」で検索するとかろうじて1ページ目に存在するものの8位~10位に甘んじているのが現状です。
Seach Engine Land:Barry SchwartzさんによるGoogle Confirms Panda Update Is Rolling Out: This One Is More “Finely Targeted”という記事がアップされました。GoogleがファイナルメジャーアップデートをPandaで実施したことを認めたという見出しですが、朝起きてpandaがアップデートされたんだなぁと執筆者が気がついたそうです。Pictures Of Google Panda Recoveryで根拠もレポートされているようですのでこちらも紹介します。Google社から公式な発表がないようですので、あくまでもルーモアベースという前提で公開させて頂きます。
今日は、南アフリカ、マークさんからの質問です。「20個のドメインを運用している場合、リンクしてもいいものでしょうか?もしリンクする場合は、"nofollow"としてPageRankには関係ないですよ!とシグナル送らないほうがいいですか?」
matt:^_^;苦笑)そうだねぇ。まず本題に入る前に、そもそもなぜ20個もドメインを運用しているんだろう?
詐欺まがいなオンラインカジノや本当に効くのかわからない健康食品みたいな姉妹サイト郡とか、もうここまで言っちゃうとわかるだろ。。こういのが20個近くのドメインをもっているってイメージがあるんだけど、これってどう考えてもSpammyな香りがプンプンするでしょ!こういうケースは相互リンクはNG。いや、問題外かな。
隆盛を極めた海外リンクの後始末を見るに、栄枯盛衰のはかなさを感じないわけにはいきません。一時期はIPアドレスが分散!短期間に大量のリンク!アンカーテキストを自由に設定!ということで、当時のSEO会社の担当者が、短期間で爆発的な威力を発揮します!!と豪語していたのをなつかしく思います。
SEO施策費用と効果を皮算用して、こぞって数々の事業会社が甘い蜜を吸いに飛び込んでいったのは容易に想像できます。そんな美味しい思いをできたのは、2008年~2011年くらいでしょうか。風化させてはいけないとの思いに至り、過去の記憶を辿ってルポしてみます。
サイトを運営していく中で、SEOの成果を検索順位だけをKPIとして追っていくと検索順位は相対的な評価となるため、正しく評価することはできないでしょう。なぜなら、いくら頑張っても競合サイトがそれ以上に評価されている場合は、検索順位が上がらないということになるからです。そのため、現在行っている施策がGoogleに評価されているのかを把握するためには、データを上手に活用する必要が出てくるのです。
Stone Temple Counsuliting社Eric Enge氏がリンクビルディングに関するあらゆるテーマについてGoogleマット・カッツ氏からインタビューにより面白い情報を引き出していますので紹介します。このインタビュー記事を読むと、リンクビルディングに関する都市伝説がいかに間違いであるか分かると思います。結論からいうと、人々が求めるコンテンツであること、SEOというテクニックで勝負するのなく、旧来のプロモーション手法を意識し、ブランディングや製造したコンテンツやサイトをどう皆に知ってもらうか王道を走るべしということだそうです。つまり、近道はなく、地道にやるべきことをやり、世界に認めてもらうフックを醸成するという事です。本サイトのテーマともピッタリ合致している内容です。
Mozにより2013年のサーチ結果に及ぼす主要な要因について調査結果が発表されました。120人ものプロフェッショナルなSEO担当にヒアリングし、検索結果に及ぼした要因についてまとめられています。上位サイトと下位サイトの特徴を比べることで、どういった要素がGoogleランキングアルゴリズムの主要因になっているか興味深いデータがまとめられています。1位は、リンク構造によるドメイン自身の権威度、2位はページレベルの要素、3位が記事内容によるマッチング度となっています。
今日は、サンフランシスコからの質問だ。「音声検索って最近増えてる気がするのですが、検索ワードの構成って変わってきてたりします?」
matt:トリメンダスな質問!!!だね。一般的に音声検索がされるとキーワードというよりは、もっとナチュラルな文章的な聞き方をする傾向があるね。これは言ってみれば会話型検索っていうのかな。何か見つけている時、さがしてぇ!って質問するとリストではなくで、ズバリ欲しい答えを求めるような感じだね。
今日は、サリー(Sally)からの質問だ。「実は、約1日サイトが落ちていたのですが、GooglebotがあなたのサイトにアクセスできませんというメッセージをWebmasterツール上でもらいました。これってランキングに影響ありますか?」
matt:一日だけなんだよねぇ!全然心配する必要ないよ。Googlebotが次の日に回って大丈夫ならOKさ。ただ2週間とか3週間とか落ちているようなら、やばいけど、1日ぐらいだったらGooglebotから落ちていますよって助言があった位に思っていてもらって問題ないよ♡
SEO担当者たるものGoogleのトレンドを把握しつつ、実際の動向についても把握しておきたいところですよね。今回は特定ワードにおける順位変動についてウォッチしておくために必要な手順をご紹介していきましょう。
まず以前紹介したツール「GRC」の100位追跡という機能を使うことで、登録したキーワードの1位~100位のページを時系列で追うことが可能となります。
今日は、インドのナヤシェフさんの質問だ。「実は私はブログをもっているんですが自分で書いた記事を投稿しています、そのネタとなったオリジナルソースとなったWebサイトへリンクを貼るにはどうしたらいいんでしょう?第一パラグラフの引用部などに貼るのがいいのか、それとも、記事文末に引用、参照記事としてリンク貼るのがいいのでしょうか?」
matt:こんな質問をしてくるあなたは、皆の訳に立つ記事を書いているホワイトハットブロガーに違いないね。ようしそういう人にはきちんとお答えしちゃうぞ!
matt::結論を言うと両方とも問題ないぞ!
キーワードリサーチで活用したい「Googleトレンド」の使い方をご紹介します。Googleトレンドは、2つ以上のキーワードの人気、トレンドを時間軸にて比較することができるツールです。対象とするキーワードのどちらが多く検索されているかまた時系列で当該キーワードの需要はどのように変化しているのかをチェックすることができます。
ここではGoogleトレンドの基本機能と考え方についてご紹介します。
ちょっと古いネタだけど面白いので今日はインドのサンディーさんからの質問についてお答えしよう。
”新しいランディングページを作ったんだけどはじめのうちはターゲットとするキーワードで検索すると30-50ページ目にいたのに2・3周目にランキングが下がってしまったんですよ。良いコンテンツを作ったのに、なぜ後になってランキングをさげるですか!? もし良いページじゃないって言うなら、はじめの週に喜ばすようなことはしないでください!”
matt:サンディー、これは別に我々が君のことを試しているわけではないんだ。ちょっと説明すると検索エンジンっていうのは非常に複雑なお仕事をしているんだよ。多分一度30-50番目にランクインしたんだから、作ったコンテンツの品質がはじめにランクインした品質に相応しいんだって確証を得たいんだと思っていると思うが..そういう簡単な問題でもないんだ。
Eric Enge氏の「The Art of SEO」でピックアップされているキーワードリサーチツールをご紹介します。このツールはGoogleサジェストで表示されるキーワードを一覧で表示し、かつテキスト情報として取得できるものです。
ドイツ語やフランス語など多言語対応しており、以前は日本語は対応していませんでしたが、海外SEOの鈴木謙一氏の依頼により製作者が日本語も対応もしてくれたとのことです。
パンダアップデートがメジャー版になってからGoogleから特にアルゴリズム改善について発表されることがなくなりました。こうなると多くのサイト運用者は忘れてしまいそうですが、パンダは現在も着実に改善されていることを忘れてはいけません。
今日は、Web運用者としてパンダが教えてくれた教訓とその教訓からサイト運営者としてコンテンツ戦略をどう練るべきかについて紹介します。
これまでページ公開後すぐにミドルワード、テイルワードでオーガニックからのアクセスが来るといった経験やページを公開してもなかなかGoogleにキャッシュされないなどの経験をしてきました。
ホストが良好な状態であれば、Googleクローラーが頻繁に巡回してきて、ページのキャッシュが早かったり、更新した内容が検索結果にすぐに反映されたりします。
私はこのようにオンサイトに施策した内容がGoogleが即座に反応してくれる状態を「ホストが軽い」と表現をしています。一方で、何かしらGoogleのペナルティ的要素を受けている状態を「ホストが重い」と言ったりしています。
事業会社のSEO担当者の方とお話しをしていて、時々びっくりすることがあります。SEOについてもしっかりと勉強されていて、ペンギンアップデートやパンダアップデートの違いも説明でき、外部リンクのリスクも重々ご存知なはずなのに、気を緩めた瞬間に思わず口を突いたこの質問、
「今契約するならどこのSEO会社が良いですか?」
思わず、「えっ?!」と口に出てしまいそうになりましたが、SEO会社依存型の現状をどうにかしないといけないなぁとねずみ小僧は思ったわけです。